自民党の丸山和也参院議員は18日、参院憲法審査会での問題発言について「良心において恥じることは何もない」と強調し、議員辞職を否定した。「私の発言は大変誤解されている。真逆の批判をされるのは不本意だ。批判は不条理、残念で、あえて言うと非常に怒りも覚える」とも語った。参院議員会館で記者団の取材に応じた。

 ただ、これに先立つ参院憲法審査会幹事懇談会では、丸山氏は「言葉足らずで申し訳なかった」と陳謝して自らの発言を撤回し、同会幹事と委員を辞任した。自民党が丸山氏の17日の発言を議事録から削除するよう申し出たため、各党は持ち帰って対応を検討することにした。