日本鉄鋼連盟が19日発表した1月の粗鋼生産量は、前年同月比2.8%減の877万2000トンとなり、17カ月連続のマイナスだった。バブル崩壊後の1991〜92年と第2次石油ショック後の80〜81年に記録した16カ月連続減を超え、過去4番目の長さ。

 過剰な生産能力を抱える中国の鉄鋼メーカーが、同国経済の減速に伴い輸出を増やしたことで、鋼材需給が世界的に悪化していることが響いた。 

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