会社員の転職先、地方公務員が1位 | ニコニコニュース

なってみないとわからない苦労は、どの職業、立場にもあるもの。公務員の仕事を厳しい目でみるのは当然ですが、そこは雇われて働く同志としての目線も必要だと思うのです画像:ユフォト/PIXTA ※画像はイメージ。本文の内容と関係ありません
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かつて、小さな子供になりたい職業をきけば「マンガ家! スポーツ選手! お医者さん! ○○ライダー!」なんて、それこそ“夢の職業”がずらりと並んだもの。しかし、最近はそこに「公務員」が並ぶようになったという話があります。また、就職が視野にはいった大学生にも公務員を意識する人が多いようで…。

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キャリア官僚とまでならなくても、民間企業に比べれば安定した立場には違いないのが公務員。では、社会人経験を積んだオトナは(転職するとしたら)どの公務員になってみたいと思っているのでしょうか。今回は、一般企業に勤める20~30代の男性200人に聞いてみました。

〈転職してみたいと思う公務員TOP10〉


(全12項目より2位まで選択。1位は2pt、2位は1ptで集計。 協力/アイリサーチ)
1位 地方公務員(役所など) 234pt
2位 公立学校の教員 81pt
3位 警察官 56pt
4位 航空管制官 49pt
5位 皇宮護衛官 43pt
6位 入国警備官/入国審査官 31pt
7位 消防隊員 19pt
8位 保育士 16pt
9位 刑務官 14pt
9位 海上保安官 14pt
10位 自衛官 13pt

番外


11位 清掃作業員(地方自治体) 9pt

2位に圧倒的な差をつけて支持されたのが、“THE公務員”のイメージがある(?)地方公務員。また“肉体系公務員”のイメージの強い、警察、消防、自衛隊、海上保安官のなかでは警察官のみが唯一5位以内にランクイン。ほかは、ランキング下位に甘んじるという結果に…。では、それぞれの理由を見ていきましょう。

【1位 地方公務員(役所など)】


「自分の好きな地方で、転勤なく暮らせるから。また、世間体がいいから」(28歳)
「安定していますし、定時に帰れる課も多いのでプライベートも充実しそうだからです」(37歳)
「リストラの心配がないから」(29歳)
「現在の仕事に比較的近く、仕事している自分の姿がイメージできるから」(26歳)
「役所仕事は嫌われるけど大事だと思う」(27歳)

【2位 公立学校の教員】


「安定していて不況しらずだから」(38歳)
「部活動を一緒にやりたい」(29歳)
「若者を育てるのは興味がある」(32歳)
「学校の先生は一度してみたい」(33歳)

【3位 警察官】


「高速機動隊に憧れがあるから」(38歳)
「皆に頼られる」(38歳)
「勧善懲悪な仕事であるので」(38歳)
「子供の頃になりたかったから」(29歳)

【4位 航空管制官】


「専門職っぽくてかっこいいから」(32歳)
「なかなかなれない職種だと思ったから」(38歳)

【5位 皇宮護衛官】


「仕事に誇りが持てると同時に、給与や福利厚生も非常に良さそう」(33歳)

【6位 入国警備官/入国審査官】


「わけのわからない人間が日本に入るのを防ぎたいから」(38歳)

【7位 消防隊員】


「体力があってかっこいい」(37歳)

【8位 保育士】


「子供好きだから」(23歳)

【9位 刑務官】


「安定している」(25歳)

【9位 海上保安官】


「マッチョに鍛え上げられそう」(34歳)

【10位 自衛官】


「体も心も強くなれそうでいい」(34歳)

より安定した立場にいたいから、あるいは憧れが叶うから…と、その理由はさまざま。ちなみに30代も受験可能な地方公務員の募集は案外多くあるもの。“憧れの公務員”にまだ間に合うあなた、目指してみます?


(のび@びた)

※当記事は2016年02月18日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。