IMFのラガルド専務理事(ロイター=共同)
共同通信社

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は19日の理事会で、7月に1期目の任期を終えるラガルド専務理事(60)の再任を決めた。任期は5年。次期専務理事への立候補を10日まで受け付けていたが、届け出たのはラガルド氏だけだった。

 米国に次ぐ世界第2の経済大国、中国の景気減速や原油安などで強まっている世界経済の先行き不透明感への対応が最優先課題となる。ラガルド氏は声明で「世界経済は重要な変革期を迎えており、正しい方向へと導けるよう取り組む」と抱負を語った。

 日本が議長国として5月26~27日に開催する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席の方向で調整する。

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