安倍晋三首相は20日のニッポン放送の番組で、憲法改正のテーマについて「9条に自衛隊の存在が明記されていない。海外では軍隊だが、その記述がないのはやはりおかしい」と指摘、「しっかりと明記しておくべきだ」と訴えた。

 優先課題とする緊急事態条項に関しても「しっかり決めておかないと」と強調。司会者から首相在任中の改憲の可能性を問われ、「自民党の結党以来の悲願で、私も諦めずに挑んでいきたい。まずは国民的な議論を広げていきたい」と語った。