マックの食材でフルコースが完成!米有名シェフのトリックに批評家「だまされた」 | ニコニコニュース

有名シェフがマックの食材で作ったメニュー※Mail Onlineのスクリーンショット
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 米ロサンゼルスの人気店Redbirdの有名シェフ、ニール・フレイザーは約40名のグルメ批評家を招き“実験的なディナー”の場を設けた。参加者に食事の詳細は明かされずディナーが進み、反応も上々に終わった時、材料が全てマクドナルドで使用している食材であることが明かされた。

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 実はこのディナーはマクドナルドのマーケティング施策の一貫で、同社の食品の基準に対する理解を広める目的で行なわれた。フレイザーにこのプロジェクトを依頼したところ、一度は断られたがその後Redbirdで使っている食材と大差ないと判断され実現に至ったという。

 全部で5つのメニューは、冷製アボカドスープ、グリーンサラダ、トマトソースのミートボール、チキンベーコン巻きのコーン&ハッシュポテト添え、コーヒーカスタードのブルーベリー&メープルクランチ添え。スープに垂らしたサワークリームのみ、別の卸先から調達したと発表している。見た目にも美しく食欲をそそる。

 ディナー後、フレイザーはマクドナルドに食材を卸しているthe Golden Archesの食材を使用したことを発表。会場は驚きとショックに包まれた。批評家の中には、結果的に広告キャンペーンに利用されることになったとして、フレイザーにだまされたと言う人も現れた。

 出席者のフードブロガー、ダニエル・サーモンは「彼が普段作る料理より少し出来が悪いようだった。我々は何か材料に秘密があるのではないかと考えていた」とガーディアン紙にコメントしている。