復帰の清武が3カ月ぶり出場で好機演出も…ハノーファーは8連敗で降格危機 | ニコニコニュース

アウクスブルク戦に途中出場した清武弘嗣 [写真]=Bongarts/Getty Images
サッカーキング

 ブンデスリーガ第22節が21日に行われ、日本代表DF酒井宏樹、同MF山口蛍、同MF清武弘嗣が所属するハノーファーとアウクスブルクが対戦した。酒井宏は右サイドバックで7試合連続のスタメン出場。山口と清武はベンチスタートとなった。

 前節、日本代表MF香川真司が所属する2位のドルトムントと対戦したハノーファーは、上位クラブ相手に健闘したものの0-1の敗戦を喫した。これで連敗は7となり、最下位に沈んでいる。今節は10番を背負う清武がメンバーに復帰。10試合ぶりの出場に期待がかかる。一方、4試合未勝利の15位アウクスブルクは敵地でなんとか白星を挙げたいところだ。互いに残留に向けて負けられない一戦となった。

 先手を取ったのは敵地に乗り込んだアウクスブルク。14分、左サイドのカイウビーが浮き玉のパスを出すと、ハノーファーのジェイフン・ギュルセラムとエドガー・プリプが味方同士で衝突。これを受けたク・ジャチョルがドリブル突破。中央に切り込み、エリア内左から右足シュートを放つと、カーブのかかったボールがゴール右下に決まり、アウクスブルクが先制に成功した。

 一方、ハノーファーも反撃に出る。18分、エリア手前でボールを受けたウフェ・ベックがエリア手前から強烈な左足シュート。正面に飛んだボールをGKマルヴィン・ヒッツがこぼしかけたが、ゴール前に詰めている選手はいなかった。

 ハノーファーは41分、サリフ・サネが相手エリア手前でマルクス・フォイルナーからボールを奪うと、こぼれ球を拾ったエドガー・プリプがシュートまで持ち込んだが、ここもGKヒッツの正面だった。このままアウクスブルクが1点をリードしてハーフタイムを迎える。

 両チームともにハーフタイムで選手交代。1点を追うハノーファーはプリプとアンドレ・ホフマンを下げ、ウーゴ・アルメイダと清武を投入。清武は3カ月ぶりにピッチに立った。一方、アウクスブルクはフォイルナーを下げてチ・ドンウォンを投入した。

 58分、アウクスブルクが右サイドからクロスを入れると、ゴール前に飛び込んだチ・ドンウォンがヘディングシュート。しかし、ここは枠を捉えることができない。

 まずはなんとか追いつきたいハノーファー。66分、エリア手前左でボールを持った清武がアーリークロスを入れると、ニアに走りこんだアルメイダがヘディングシュートを放ったが、ここはオフサイドの判定となった。

 ハノーファーは清武を中心に攻撃が噛み合いだす。82分、サリフ・サネがドリブルでエリア手前まで持ち上がり、右サイドのベックへスルーパス。ベックが中央に折り返すと、これをアルメイダが押し込み同点かと思われたが、ここはアルメイダがオフサイドポジションにいたため、得点は認められなかった。ハノーファーは83分にベックを下げてアラン・サンマクシマンを投入。終盤に望みをかける。

 86分、アウクスブルクに決定機が訪れる。トビアス・ヴェルナーが敵陣エリア内でボールを奪いシュートを放ったが、ここはロン・ロベルト・ツィーラーがスーパーセーブで失点を免れた。

 後半アディショナルタイム3分、ハノーファーが右CKを獲得すると清武のクロスからアレクサンデル・ミロシェヴィッチがヘディングシュート。しかし、ここもGKヒッツの好セーブに阻まれ、同点に追いつくことができない。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、1-0でアウクスブルクが逃げ切った。これでハノーファーは8連敗となり、14シーズンぶりの2部行きが近づきつつある。一方、アウクスブルクは5試合ぶりの勝利で順位を14位に上げた。なお、酒井宏はフル出場、清武も試合終了まで出場したが、山口に出場機会はなかった。

 次節、ハノーファーは敵地でシュトゥットガルトと、アウクスブルクはホームでボルシアMGと対戦する。

【スコア】


ハノーファー 0-1 アウクスブルク

【得点者】


0-1 14分 ク・ジャチョル(アウクスブルク)