<テレ朝社長>報ステ降板の古舘キャスターに感謝 「もうちょっとという気持ちもあった」と惜しむ | ニコニコニュース

「報道ステーション」の新キャスターに抜てきされた富川悠太アナウンサー
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 テレビ朝日の吉田慎一社長は23日、定例会見で、報道番組「報道ステーション」(月〜金曜午後9時54分)のキャスターを降板する古舘伊知郎さんについて言及。「本当に長い時間、長い間、きちっと我が社の不動の看板番組を、毎日山のように寄せられる批判や励ましの声を吸収しながら、世の中とキャッチボールしながらやってきてもらった。大変お世話になったと思う」と感謝した。

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 「報道ステーション」は2004年4月5日にスタートし、今月26日で3000回を迎えるが、22日までの全2996回の平均視聴率は13.1%を記録。吉田社長は「我々としてはもうちょっという気持ちもあった」と古舘さんの降板を惜しみつつ、「批判や励ましの声を吸収しながら、世の中とキャッチボールしながらやってきてもらった。それが12年間、看板番組を牽引(けんいん)してくれた最大の要因ではないかなと思います。もちろんいろいろな事態へのきちんとした理解と、きわめて分かりやすい説明、番組スタッフのアイデアをより分かりやすく提示できる。大変お世話になったと思う」と語った。なお古舘さんが4月以降、同局の番組への出演する予定については「聞いておりません」とした。

 4月からは新たなメインキャスターとして同局の富川悠太アナウンサーの出演が決まっており、吉田社長は「若い、行動的なキャスターを迎えて、より躍動的な、若々しい風を迎えた報道ステーションにしてほしい」と期待。富川アナは「報道ステーション」ではフィールドリポーターとして数々の現場取材を経験しており、「1年に100カ所くらい行っていて、これまでの番組の中核でもある。現場をよく知っていて、コミュニケーション能力も高く、我々の期待に応えてくれるのではないかなと思っています」と期待を寄せた。