突風とみられる被害で、店舗の軒の一部が落下したスーパーマーケット=24日午前、島根県益田市
共同通信社

 24日未明、島根県益田市で、住宅や店舗の屋根の一部が飛ばされたり、窓ガラスが割れたりするなど、少なくとも計14棟で突風が原因とみられる被害が相次いだことが市や益田署への取材で分かった。同署によると、けが人は確認されていない。

 益田署によると、同市中吉田町のスーパーマーケットで同日午前2時45分ごろ、異常を知らせる防犯センサーが作動し、警備会社から通報を受けた同署員が、店舗の軒の一部(奥行き約3メートル、幅約10メートル)が落下しているのを発見した。

 スーパーの担当者は「駐車場に止まっていた従業員の車3台の窓ガラスが割れた」と話した。