【ロンドン共同】エボラ出血熱と診断され、2度の入院治療を受けた英国の女性看護師ポーリン・カファキーさんが23日、隔離治療を行うロンドンの病院に入院した。英北部スコットランドの病院から移送された。

 英メディアによると、エボラウイルスによる合併症を起こしたとみられるが、状態は安定しているという。

 カファキーさんは2014年、エボラ熱の感染が広がった西アフリカ・シエラレオネから帰国し感染が判明。退院から約9カ月後の昨年10月に体調不良を訴えて再び入院した。脳にウイルスが残り、合併症などで一時は危篤状態となったが、翌月に退院した。

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