6歳未満5例目の脳死判定 東海地方の病院

 日本臓器移植ネットワークは24日、東海地方の病院に入院していた6歳未満の子どもが23日午後4時12分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。6歳未満の脳死判定は5例目、15歳未満としては11例目。

 移植ネットは24日午後4時半から厚生労働省で記者会見し、詳しい経緯や臓器移植が行われる病院などについて説明する。

 2010年の改正臓器移植法施行により、本人の拒否がなければ家族の承諾で15歳未満でも臓器の提供が可能になった。6歳未満は脳の回復力が高いため、脳死判定では2回の判定間隔を24時間以上と長くし、より厳しい基準を適用している。