グラブルが課金ガチャ問題で謝罪 アンチラ事件に“詫び石”を全額分配布 | ニコニコニュース

『グランブルーファンタジー』のアンチラ(c)Cygames, Inc.
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Cygames(サイゲームス)は、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』内の課金ガチャ「ゆく年くる年レジェンドフェス」で起こったアイテム排出率の問題を謝罪、該当するガチャで使用された全額分、ゲーム内コイン「宝晶石」を配布すると発表した。

『グランブルーファンタジー』では、年末年始に開催された課金ガチャで、「アンチラ」というキャラクターが仲間になる武器「天干地支刀・申之飾」が登場した。「アンチラ」は出現率が向上していると記載されていたが、70万円を使っても手に入れることができなかったという報告や、同時に実装された他のキャラクターよりも出現率が低く設定されているなどと指摘され、不透明さが物議を醸していた。

サイゲームスは、「獲得を望まれ高額なお金を使われても入手することができなかった方がいらっしゃり、またそれを報道機関が報じることで、ゲームをプレイされているお客様みなさまにご不安の念を抱かせてしまったこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。2015年12月31日19時から2016年1月7日18時59分の間に、「初心者限定ステップアップガチャ」「レジェンドガチャ」「レジェンド10連ガチャ」をモバコインまたはグラブルコインで利用した全額分を「宝晶石」で配布、「ガチャチケット」を利用した分は同一チケットを配布することを発表した。また、全ユーザーを対象に「宝晶石」3000個の配布する。配布は、『グランブルーファンタジー』が2周年を迎える3月10日から順次実施する。

このサイゲームスの対応に、投資家でブロガーのやまもといちろう氏は、「今回のように消費者トラブルで運営会社側が事実上問題の所在を認めた場合は、本来であれば現金による返金をきちんと行い、対処する必要がある」と述べている。