ハゲても、くたびれてもカッコいい。「X-Pro2」 | ニコニコニュース

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バッテリーが供給されるかぎり、使い続けてみたい。

現在のトレンドとなっているクラシカルデザインを広めた立役者シリーズ、富士フイルム、Xシリーズのトップエンドモデル「X-Pro2」。APS-Cミラーレスとしてはやや大ぶりなボディですが、ホールドのしやすさ重視で、これもまたプロカメラマンの需要にこたえた1台なのでしょう。

センサーは有効2430万画素の「X-Trans CMOS III」。感度は拡張でISO51200まで対応。フィルムの粒状感を再現する「グレイン・エフェクト機能」を搭載...といったスペックが頭に入らないほど、ハゲて削れたボディがかっこいい。マグネシウム合金ゆえに地の色は鈍い鉄色。真鍮の金色とは違いますが、くすみ具合がむしろ素敵。男の道具感、あります。

「X-Pro1」のもっさりさは息をひそめ、かなり快適にスナップが撮れるボディになりました。XF35mmF1.4 Rをつけてストリートスナップを撮ってみたくなります。

もちろん防塵・防滴・耐低温な性能を生かしてアドベンチャーのお供としてもよし。削れて擦れてエージングされたときの姿も、こんなにも美しいのですから。

source: CP+ 2016

(武者良太)


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