「ジャパンカップ全国犬ぞり稚内大会」で、雪原を疾走する犬たち=27日、北海道稚内市
共同通信社

 国内最大規模の犬ぞりレース「ジャパンカップ全国犬ぞり稚内大会」が27日、北海道稚内市で開幕した。道内のほか岩手県や群馬県などから79チームが参加。氷点下の中、犬たちが雪原で白熱のレースを繰り広げた。

 スタートの号令で犬たちは勢いよく飛び出し、乗り手も犬と息を合わせてそりをこぐ。3キロや5キロのコースを回ってゴールするころには、犬も乗り手もへとへとの様子で観客から拍手が送られた。

 3頭引きレースで優勝した宮城県大崎市の自営業佐藤宏悦さん(60)は「この大会を目標に調子を合わせてきている。出走前の雪でそりが重くなったが、無難に走れた」と満足そうだった。

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