FIFA会長選を前に演説する欧州サッカー連盟のインファンティノ事務局長=26日、チューリヒ(ゲッティ=共同)
共同通信社

 【チューリヒ(スイス)共同】汚職事件で打撃を受けた国際サッカー連盟(FIFA)は26日、スイスのチューリヒで開かれた臨時総会で、5選を決めた直後の昨年6月に辞任を表明し、その後活動停止処分を受けたブラッター氏の後任を選ぶ会長選挙を行った。

 1回目の投票では欧州サッカー連盟(UEFA)のインファンティノ事務局長が最多の88票を得たが、当選に必要な3分の2の138票には届かず、2回目の投票が行われた。

 アジア・サッカー連盟(AFC)のサルマン会長が85票、元FIFA副会長のアリ王子が27票、元FIFA副事務局長のシャンパーニュ氏が7票だった。

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