トッティ騒動は終焉か…指揮官が関係改善を明言「全てが解決した」 | ニコニコニュース

スパレッティ監督(左)とトッティ(右)[写真]=AS Roma via Getty Images
サッカーキング

 ローマに所属する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティとルチアーノ・スパレッティ監督による騒動が終焉を迎えようとしている。

 現在39歳のトッティはスパレッティ監督の下で出場機会に恵まれず、先日、イタリアメディア『RAI』のインタビューで不満を吐露。これを問題視したスパレッティ監督は21日に練習場からの帰宅を命じると、トッティは同日に行われた試合をスタンドで観戦した。

 28日に行われるセリエA第27節で、ローマはエンポリと対戦する。ローマの公式HPによると26日、同試合へ向けた会見に出席したスパレッティ監督は「彼はロッカールームに姿を表し、私が期待した行動を全てしてくれた。翌日は早くからトレーニングに出ていたし、完全に落ち着いていたよ。この件に関して話すことは、これが全てだ。全てが解決した」と関係改善を明言。

 また、エンポリ戦でのトッティの起用法について問われると「先週に比べて、より難しい相手と対戦する。様々な状況について深く考えたい」と、試合の状況次第では出場の可能性もあることを示唆した。

 これまでのキャリアで公式戦通算721試合に出場してきたトッティだが、今シーズンのリーグ戦ではわずか5試合、213分間のプレーにとどまっている。