ディカプリオが見せる、父の愛と覚悟!「レヴェナント」ポスタービジュアル公開 | ニコニコニュース

穏やかな表情が印象的
映画.com

第88回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞ほか最多12部門にノミネートされ、第69回英国アカデミー(BAFTA)賞では最多5部門を受賞した「レヴェナント 蘇えりし者」のポスターが公開された。

息子の無念は絶対に晴らす!「レヴェナント 蘇えりし者」予告編はこちら!

19世紀、アメリカ西部の未開拓地が舞台。狩猟中に熊に襲われてひん死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、グラスを足手まといに感じたメンバーの1人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされるだけでなく、先住民族の妻との間に生まれた息子ホーク(フォレスト・グッドラック)の命までも奪われてしまう。復しゅうを心に誓ったグラスは、先住民族に追われながらも不屈の闘志で生き延びようとする。

ポスターでは、幼き日のホークに寄り添うグラスが象徴的に描かれている。劇中でグラスは、熊にのどを裂かれて生死をさまようだけでなく、食料もないなか極寒の山中に置き去りにされ、なんとか動けるようになっても激流に飲み込まれるなど、幾多のピンチに見舞われる。それでもグラスが決して倒れないのは、ホークへの愛情や、息子の無念を晴らそうとする親としての強い意志に突き動かされているからだといえる。ディカプリオ自身は「追求したのは、生き残ろうとする本能の1番奥にあるものを見つけ出すことだった。父と息子の絆は、とても強い力で彼(グラス)を突き動かす」と"最強の父親"の役作りを語っている。

ポスターに合わせて公開された最新の予告編は、父親としてのグラスの覚悟を描いており、鋭い眼光のグラスが「息子を殺したやつらに絶対に復しゅうする」「必ず息の根を止める。どんな困難を乗り越えてでも」と決意を感じさせるセリフを発している。

「レヴェナント 蘇えりし者」は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がメガホン。イニャリトゥ監督の「バベル」(06)にも楽曲を提供している坂本龍一が音楽を手がけた。4月22日から全国公開。