【ソウル時事】27日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩第1書記は、新たに開発された携帯型対戦車ロケット砲の最終試験発射を視察した。5月の労働党大会を前に、戦力向上を誇示する狙いがあるとみられる。

 金第1書記は射程や精度に満足の意を示し、「敵の戦車や装甲車は、わがロケット砲の前では、『ゆでたカボチャ』にすぎない」と強調。早期に量産し、前線部隊に配備するよう指示した。