和歌山県那智勝浦町で始まった、1万3300体のひな人形を飾る「ビッグひなめぐり」を楽しむ子どもたち=28日(熊野新聞社提供)
共同通信社

 落差133メートルの和歌山県那智勝浦町の那智の滝にちなみ、1万3300体のひな人形を集めて飾るイベント「ビッグひなめぐり」が28日、同町の体育文化会館で始まった。

 2011年の紀伊半島豪雨による被害からの復興を願い、翌年に地元有志が開始した「南紀勝浦ひなめぐり」のメーンイベント。ひな人形は町内の家庭で不要になったものを中心に飾り、同じ「勝浦」の名が付き同様のイベントを開催している千葉県勝浦市や徳島県勝浦町からも一部を譲り受けている。

 展示は3月6日までの午前9時から午後5時で、入場は無料。実行委員長の滝川久哉さんは「観光振興に役立てたい」と話している。

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