【北京共同】北朝鮮の金正恩第1書記は27日、朝鮮人民軍が米韓合同軍事演習に対抗し攻撃を警告する「重大声明」を23日に発表してから2日間で、150万人余りが軍への入隊や復隊を志願したとして「限りない力と勇気を得た」との「感謝文」を発表した。朝鮮中央通信が28日伝えた。

 3月7日に始まる米韓演習を前に内部の結束を図るとともに、5月の朝鮮労働党大会に向けて国民を奮起させる狙いがありそうだ。

 金第1書記は感謝文で「米国や南朝鮮(韓国)が戦争の導火線に火を付けるなら、激しい火の洗礼で敵の牙城を完全に掃討しなければならない」と強調した。

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