浦和DF槙野、口ひげが不評すぎて初めてブレる「耐えられなかった」 | ニコニコニュース

 27日、2016明治安田生命J1リーグが開幕した。昨季のファーストステージ王者・浦和レッズは敵地で柏レイソルと対戦。DF槙野智章は3バックの中央で先発すると、柏のFWディエゴ・オリヴェイラと激しいマッチアップを演じた。

 24分にイエローカードを提示されたが、槙野のプレーがブレることはなかった。オリヴェイラから何度もボールを奪い、自由に前を向かせない。そうして体を張り続けた結果、73分に相手をピッチから退けた。

 チームは2-1で勝利を収めて白星発進。試合後、槙野は「一番安心しました」と胸をなで下ろしたが、これにはある理由があった。

 “ブレない男”槙野が初めてブレたのだ。負けるまで剃らないと伸ばしていた口ひげを、「あまりにも不評で」とこの日はきれいに剃り上げていた。ゲン担ぎの意味もあっただけに、「(24日のシドニーFC戦から)流れが変わるんじゃないかと思っていました」と心配していた様子。それでも「昨日の夜、しっかりと剃りました。耐えられなかったです」と口元をスッキリさせた。25日には、自身のSNSで「ヒゲについて賛否両論ある。ただ、約9割に近い方達からのクレームが…」と綴り、母親からもクレームが来たことを明かしていた。

「今まで色々なことにチャレンジして、ダメと言われながらもブレない槙野でしたが、初めてブレました。周りの選手も『あの槙野がブレたぞ』って言ってきましたよ(苦笑)」

 浦和は、3月2日にAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節で浦項スティーラーズ(韓国)と対戦する。アウェーでの戦いに向けて、「厳しい戦いになることは想定している。しっかりとポイントを取ってくることが大事」と気を引き締めた。