永井が7位=渡部暁は欠場、フレンツェルV4―W杯複合

 【バルディフィエメ(イタリア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は28日、イタリアのバルディフィエメで個人第17戦が行われ、永井秀昭(岐阜日野自動車)が日本勢最高の7位に入った。

 永井は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で19位につけ、後半距離(10キロ)をトップと1分50秒差でスタートして巻き返した。優勝はマグヌス・クログ(ノルウェー)で今季2勝目、W杯通算3勝目。

 渡部剛弘(明大)は16位、清水亜久里(ユーグレナ)は22位だった。

 渡部暁斗(北野建設)は体調不良のため前日の第16戦に続いて欠場。渡部善斗(北野建設)は前半だけで棄権した。

 この日4位に入ったエリック・フレンツェル(ドイツ)が総合得点で2位の渡部暁との差を広げ、2戦を残して4季連続の優勝を決めた。