連合の神津里季生会長(左手前から5人目)らと会談する民主党の岡田代表(右端から2人目)ら=2日午前、東京・永田町の党本部
共同通信社

 民主党の岡田克也代表と連合の神津里季生会長は2日午前、党本部で会談し、民主党と維新の党の合流をめぐって意見交換した。岡田氏が「安倍政権『1強』の対抗軸をつくる」と理解を求めたのに対し、神津氏は「国民の期待は目新しい名称ではない」と述べ、略称が「民主」となる新党名に決めるよう要請した。

 民主党を支援する連合は夏の参院選に向け、組織内に新党の名称を浸透させなければならないとして党名の大幅変更に反対している。会談には枝野幸男幹事長も同席した。

 会談後、神津氏は「いろんな政党が生まれては消えた。『またできた』と受け止められることがあってはならない」と強調した。