岡田准一、デビュー当時は芝居に苦悩「本当に怒られた」 | ニコニコニュース

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』フレッシャーズ限定試写会に岡田准一が登壇
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 人気グループ・V6で俳優の岡田准一(35)が3月1日、都内で映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(3月12日公開)フレッシャーズ限定試写会に登壇した。新社会人限定で行われた同イベントで岡田は、20年前のデビュー当時のエピソードを披露。「最初の3年間は覚えてない。社会に出ていろんな人にも出会って何していいかもわからず、怒られ続けた」と苦笑しながら振り返った。

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 昨年の日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞するなど、今でこそ俳優業で大活躍をみせるが「最初はグループで初めてドラマに急に出たんですけど、本当に怒られてひどかったです」と反省。「坂本っちゃん、イノッチ…そのあと『岡田~!』って監督が。芝居をしながらモニターを見たり、どう芝居をしていいのかわからなかった。恥ずかしかったし、東京に出て芝居しろと言われてスタッフにも怒られていた」と苦悩したことを明かした。

 さらに10代後半から20代前半には「途中で知ったかする時期があるんですよ、わかったつもり時期。僕でいう“シュガー時代”」と回顧。「角砂糖を片手におかしくなる、自分になにかあるはずだと信じて。ご飯を食べなかった時期はあるんですけど、糖分とらないといけないから角砂糖食べながら打ち合わせを聞いていた。調子に乗る時期がでてきます」とほろ苦い経験も打ち明けた。

 同作は夢枕獏氏の同名小説を実写化。エヴェレストに実際に登り、邦画初となる標高5200メートル級での撮影を敢行。エヴェレスト史上最大の謎に山岳カメラマンの深町(岡田)と天才クライマーの羽生(阿部寛)が迫っていく。この日はそのほか、阿部、尾野真千子(34)が登壇した。

 岡田は新社会人に向け「僕も今回の映画が誰かに影響を与えたり、いい時間を過ごしてもらえたということを願っているし、みなさんも仕事が誰かの力になることを信じて、前向きにできるだけたくさんの方といい関係を築いて、企業戦士として戦っていただければ」と激励していた。