お笑いコンビのオードリーが、２月２４日の『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）で６３０万回の耐久テストをクリアしたというＩＫＥＡのイスを壊してしまった事件。この出来事は数々のネットメディアにも取り上げられ大きな話題となったが、２７日放送のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）で若林正恭（３７）が謝罪と反省の言葉を口にした。だが、あまりにも神妙に謝罪をする若林のコメントに、「落ち込むなよ」「深く反省しすぎだろ」といったラジオ視聴者からの心配する声が上がっている。
イス破壊は放送直後から話題となり、ネット上にアップされた番組の動画は５日で１００万回の再生数を突破するなど世間を騒がせた。そんななか放送されたオードリーのラジオで若林が「アレは反省だ」「なんで押したんだろう」「心がしくじっていた、事件の前から」「やっぱりダメなやつなんだ」「大変申し訳ない」と深く落ち込んだ様子で語り、面白がる世間と当人との温度差を露わにしていた。
「若林はネガティブな顔を隠し持った芸人ですが、世間からツッコまれるよりも先に『調子に乗ってました』と謝罪するあたり、世渡りの巧さが見えます。レギュラーを務める『しくじり先生 俺みたいになるな!!』（テレビ朝日系）で学んだ成果でしょうが、天狗になって干されないよう相当気を張っているようです」（芸能誌記者）
世間からも、この若林のしょんぼりとした態度に「面白かったからいいよ」「謝る必要ないよお笑い芸人だし」「お笑いとしては正解」といったコメントがあがっている。ＩＫＥＡの椅子は６３０万回のテストに耐えたことよりも、今後はむしろ『オードリーの椅子』として有名になりそうだ。