対北朝鮮制裁決議を採択した国連安全保障理事会の公開会合=2日、ニューヨーク(ロイター=共同)
共同通信社

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会(15カ国)は2日午前(日本時間3日未明)、公開会合を開き、北朝鮮による4度目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を非難し、制裁を大幅に強化する決議案を全会一致で採択した。北朝鮮への航空機・ロケット燃料の原則輸出禁止と北朝鮮産鉱物資源の一部輸入禁止が柱。北朝鮮の新たな核実験やミサイル発射には「さらなる重大な措置」で応じると警告している。

 1月6日の核実験後、安保理の北朝鮮制裁決議案交渉では最長となる2カ月近くかけて国際社会が結束を示した。