1万7千円台を回復した日経平均株価を示すモニター=4日午後、東京・東新橋
共同通信社

 4日の東京株式市場は、原油先物相場が小康状態で推移したことを好感して買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は小幅に続伸し、終値として2月8日以来、約1カ月ぶりに1万7000円台を回復した。4営業日続伸は今年初。終値は前日比54円62銭高の1万7014円78銭だった。

 金融市場は年明け以降、大荒れの展開が続いたが、野村証券の調査担当者は「海外の不安要因が後退して相場の地合いが持ち直しつつあり、底入れの確度が高まっている」と指摘した。

 東証株価指数(TOPIX)は6・30ポイント高の1375・35。出来高は約26億5200万株。

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