独女も共働き妻もザワついた、北川景子の「家事は男性にやってもらいたくない」発言について | ニコニコニュース

独女も共働き妻もザワついた、北川景子の「家事は男性にやってもらいたくない」発言について
独女通信

「あまり今時な考えではないかもしれないですけど、私が家事を男性にやっていただきたくない考えなので、普段は私がやっています」

最近の芸能人にしては珍しく、2人揃って結婚記者会見を行って話題となったDAIGO&北川景子。お互いを立て合う美男美女の姿に「好感度アップ」「理想のカップル」という称賛の声も数多く聞こえてきましたが、一方で冒頭の北川景子の発言に「違和感を抱く」という否定的な声も。

独女の皆さん、あなたは結婚相手に同じことが言えますか? 「家事を男性にやっていただきたくない」発言をどう感じたのかアンケートを投げたところ、女性陣の意見は見事に意見が真っ二つ! 同意派、否定派、それぞれの本音を紹介します。

■ 「好きな人には尽くしたいのが女心」

まずは「同意派」の声からどうぞ。

「良いことです。女性本来のあるべき姿勢だと思います。最高の妻」

「美人で仕事が忙しい上に、家事も一人でやるなんて完璧な女性だと思う。私は北川さんのような完璧な女性ではないので、なるべくやりますが手伝って欲しいです」

「好きな人には尽くしたいと思うのは女心。夫の活躍のために、それ(家事)を幸せだと感じるならよいと思う」

「素敵な女性だな。相当な収入がある旦那なら私も同じことが言えます。健気な妻像は嫌いじゃない」

同意派の意見から垣間見えるのは、「男は仕事、女は家事」という性別役割分担を美徳とする価値観。いわゆる親世代の夫婦像、といってもいいでしょう。ところで、同意派がおおむね穏やかなトーンで「健気な妻、いいよね」と言っているのに対して、否定派の意見はバラエティに富んでいました。

■ 時代錯誤か、それとも好感度アップの策略?

「北川さんと同い年ですが古風な考え方だと思った。私の実家では父もかなり積極的に家事をやっていました。どんな親に育てられたかにもよると思います」

「なんか『女らしさアピってるなあ』とも取れるし、『優しいんだな』とも取れる(笑)」

「時代錯誤だし、働く女性の言葉として許されない。彼女のような有名人がそういうことを言うと、それを信じたがる人が男女問わず出てくるからやめてほしい」

「好感度を意識しているのでは。共働きなら『家事は分担している』と言った方が仲良し夫婦な感じがしてよいと思うけど」

「あれは男を絡め取る賢いやり方。浮気防止のテクニックじゃない」

「迷惑。そういう女性がいるから女性の社会進出が進まないのでは」

「時代錯誤」とぶった斬る声から、「芸能人としての計算」と見る向きまで。美徳の一言では収まらない、さまざまな反対意見が渦巻いているのが面白いところ。

■ 「子どもができたら無理」という共働き妻たちの冷静な声

一方で、すでに「共働きの妻」となった女性たちからは、現実を踏まえた上で「心配」「無理」という声が数多く寄せられました。

「夫婦だけのときはそれでもいいかもしれないが、子供が生まれたらそうはいかなくなる。共働きなら、2人暮らしのうちから家事を2人で協力してやっていく体制を整えておいた方が、妊娠~出産後の生活がスムーズにいく」

「綺麗事。気持ちは分かるけど、頑張り過ぎは疲れますよ(笑)。家事の大変さはこれからわかるはず。本当に忙しい時はやってもらいたくないなんて思いませんよ。むしろ、さりげなく手伝ってくれたら感動しちゃいますからね」

「共働きで夫は通勤時間5分、私は1時間半。だから家事は分担が絶対だし、ああいうことは絶対に言わない。これからは女性が社会進出していく時代。そういう姿を子供に見せることは教育にもよくない気がする」

「私は一緒に暮らし始めたその日から“家事のできる男”に育てるための教育を始めました。共働きなのである程度の家事をこなせる旦那になってもらわないと自分がつらくなりますし、せっかく結婚してもストレスで愛情が冷めたら嫌ですし。褒めておだてて今じゃすっかり料理上手になったうちの旦那も、結婚当初は何にもできない人でしたよ」

そう、現実はシビア。新婚時代はそれでよくても、結婚生活が日常になると「家事はやっていただきたくない」なんて言ってはいられないようです。

冷静に考えれば芸能人ともなれば、家事代行サービスをフル活用するのかも? 一般家庭の主婦が担う家事と、北川景子が担う家事のボリュームは別物、と考えておいたほうがいいのかもしれません。これから結婚するにあたって、うっかり彼の前で「男性には家事をやってほしくない」なんて、口を滑らせないほうがよさそうです。(小鳥居ゆき)