川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」の入所者転落死事件で、横浜地検は4日、3件の転落死のうち1件目の男性=当時(87)=に対する殺人罪で、横浜市神奈川区、施設元職員今井隼人容疑者(23)を起訴した。

 今井被告はこれまでの調べに他の2件についても殺害を認めており、神奈川県警幸署捜査本部は連続殺人事件の可能性があるとみて調べている。

 起訴状によると2014年11月3日午後11時ごろから翌4日午前1時50分ごろの間、施設4階のベランダで男性を抱えて約10・5メートル下の裏庭に転落させ、殺害したとしている。

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