「休みの日に上司から仕事のLINEとかマジ萎え」 便利な「トークアプリ」が私生活を侵食する | ニコニコニュース

キャリコネ

無料でチャットや通話ができるトークアプリは、今や社会人にとって欠かせないツールとなっている。LINEやMessengerといったアプリを自分のスマホに入れて、プライベートだけでなくビジネスでも使用している人は多いだろう。

しかしこのような使い方は、無意識にストレスの原因にもなっているようだ。ビジネスコミュニケーションツール「チャットワーク」を提供するChatWorkが行った調査によると、51%の人が「トークアプリのプライベートとビジネスでの併用にストレスを感じている」と答えたという。

他のアプリとの「個人情報連動」もストレス源に

調査は今年2月、20代から50代の男女を対象に実施した。トークアプリがビジネスの場におけるコミュニケーションの円滑化につながると答えた人は89%にのぼり、便利さを感じる人が圧倒的多数。だからこそ、つい公私の境目があいまいになりがちである。

具体的なストレスの内容は、「プライベート用とビジネス用メッセージの混在」が42.5%で最多。次いで「就業時間前後や休日など、業務時間外の連絡」が38.8%となっている。

「他のアプリとの連携による個人情報連動」がストレスになるという人も17.2%いた。職場の人にトークアプリのアカウントを教えたくないのに、情報連動によって知られてしまうこともあるからだ。

トークアプリの使いやすさから、うっかり休みの日にも使ってしまうと相手にストレスを与えてしまう。ツイッターには職場の人とのLINEのやり取りにストレスを感じている人の投稿があがっている。

「えぇー…休みの日に上司から仕事のLINEとかマジ萎え。あたしのミスだから仕方ないんやけどさー明日マジ行きたくない。吐きそうww」
「上司とのLINEは会話の目的が明白になるまで心拍数が上昇しつつあるので早目に切り上げて休みたい」

会社の同僚が作ったLINEのグループに、強制参加させられて「本当にクソ」と悪態をつく人も。簡単・確実に連絡できるツールができるのはとても便利だが、いつの間にか私生活を侵食してくるのが怖いところだ。

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