安倍晋三首相は3日の参院予算委員会で、2014年4月に消費税率を5%から8%へ引き上げた後の経済動向について「予想以上に消費が落ち込み、それが現在まで続いている。予想以上に長引いている」との見解を示した。共産党の小池晃政策委員長への答弁。

 これに関し、民主党の岡田克也代表は同日の記者会見で「家計への影響を予想して対応を図っておくのが政府の責任だ。『予想していなかったほど大きかった』と言って済む話ではない」と述べ、安倍政権の姿勢を批判した。