F1予選、開幕戦から新方式=FIA

 国際自動車連盟(FIA)は4日、F1シリーズの予選について、1人ずつふるい落としていく新方式を、開幕戦オーストラリア・グランプリ(20日決勝)から実施することを承認した。当初は計測システムの準備が間に合わないとされ、ドライバーからも反対意見が出ていた。

 Q1、Q2、Q3からなる3段階は昨季までと同じだが、新方式では一定時間を過ぎた後から、最も遅いドライバーが脱落する。8人が進出する最後のQ3では開始5分後に最も遅いタイムのドライバーが脱落。以降、90秒ごとに最下位ドライバーが脱落し、最後の90秒は2人の争いでポールポジションが決まる。