知られざる農家の裏事情!荒川弘の『百姓貴族』4巻が発売! | ニコニコニュース

『百姓貴族』(荒川弘/新書館)
ダ・ヴィンチニュース

 『鋼の錬金術師』、『銀の匙 silver spoon』の荒川弘が贈る、農業系コミックエッセイ『百姓貴族』(新書館)の最新第4巻が発売! 北海道の農家に生まれ育った荒川氏が、農業の実態を笑いたっぷりに、ときに悲哀を織り交ぜて描く人気作。今巻でも、野菜のブーケが飛ぶ農家の結婚式、バター不足の裏側、半死半生で行う真夏の農作業…などなど、知られざる農家の爆笑エピソードが満載。
 オモシロ話の合間に、農業の今昔や、生産者側から見た消費の現実など、ナルホド~な、勉強になる話題も放り込んでくるからあなどれない。

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 例えば「馬を食うの巻」では、”と畜場法”なる用語が出てくる。と畜場法とは、獣畜を食用にするときは、法律で決められた施設でと殺・解体しなくてはダメという決まりのこと。たとえ自分の農園で飼っている家畜でも、むやみに解体するのは禁止されているのだ。とまぁ、それはあくまで建前。実際の農家では、馬が死んだときの、ある習わしがあるそうで…。ただ、これに関してはあまり大きな声では言えないエピソードだそうなので、コミックスを読んで確認していただきたい。

 もちろん、親父殿のレジェンドも炸裂! 番外編として、「もしも火星を開拓しに行ったら…」のエピソードも収録。宇宙生物を家畜に、どんな農業が始まるのか!?

『百姓貴族』を読むと、日々の食事がとても崇高なものだと感じることができる。多くの方々の努力のおかげで、今日のご飯を食べることができるんだなぁと、しみじみ思うのだ。本当に農家のみなさん、いつもありがとうございます!

文=中村未来(清談社)