4日午前10時40分ごろ、広島県福山市本郷町の市立本郷小で「女子児童が学校のグラウンドで拳銃の実弾のようなものを2個見つけた」と、下野博史校長から福山西署に届けがあった。同署によると、土産用のレプリカの可能性があり、火薬の有無などの鑑定を進める。

 サイズは約3~4センチで、発射後に残る跡のようなものがあり、未使用の実弾とは異なるという。薬きょうに火薬があり、実弾と同様に発射可能な場合、銃刀法違反容疑で調べる。

 下野校長によると、4日の休み時間中の午前10時半ごろ、3年の女児から「昨日拾って、ポケットに入れて持ち帰った」と聞き、受け取ったという。