商工会議所トップが停職=EU離脱支持で―英

 【ロンドン時事】英商工会議所(BCC)のロングワース事務局長が英国の欧州連合(EU)からの離脱を支持したとして、停職となった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が5日までに報じた。

 ロングワース氏は3日の会合で、EUの外にいた方が英国の将来は「より明るい」などと発言した。英国では6月23日にEU離脱の是非を問う国民投票が行われるが、BCCは、中立維持を表明している。

 FTによれば、BCCでは事務局長の発言を受けて、理事会を開催。中立維持の方針を守らなかったとして、停職を決めた。