2014年に国内で生まれた赤ちゃん約102万人の3・40%、29人に1人は、両親が外国人か、どちらかが外国人で、計約3万5千人に上ることが5日までに分かった。08年に最も高い3・44%となった後、景気後退の影響などで下がり11年は3%を割っていたが、最高水準に戻った。今後、保育や教育分野での対応が課題となりそうだ。

 厚生労働省の人口動態統計を共同通信が分析した。1990年は1・7%、95年は2・6%で長期的に上昇しており、今後外国人受け入れが拡大すればさらに高まる可能性がある。