イベントで「攻殻機動隊」VR映像がお披露目 素子役の坂本真綾が、ハリウッド版荒巻にビートたけし起用を予知!? | ニコニコニュース

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東京・ベルサール秋葉原で3月5日に「サイバー攻撃を目撃せよ!秋葉原0305」が開催された。

同イベントは、2002年に放送されたテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)がタイアップし、多様化するサイバー攻撃への対策を呼びかけるもの。2月1日から3月18日にかけて展開される「サイバーセキュリティ月間」の一環として行われた。

プレス向けイベントでは、プロダクションI.G代表取締役社長の石川光久と、推理小説作家の大沢在昌がトークセッションを展開し、17年公開予定のハリウッド版「攻殻機動隊」も話題にのぼった。草薙素子役に「アベンジャーズ」のスカーレット・ヨハンソン、バトー役に「LUCY/ルーシー」のピルー・アスベックと、そうそうたる顔ぶれが並ぶ中、荒巻大輔役にビートたけしが起用されたニュースがファンを驚かせたことは記憶に新しい。石川は劇場用アニメ「攻殻機動隊 ARISE」の打ち上げで、草薙素子役の声優・坂本真綾が、ハリウッド版荒巻をビートたけしが演じることを予想していたと振り返り、その的中に驚いていた。

会場では、かねてより製作が発表されていた「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」のティザー映像を、ヘッド・マウント・ディスプレイ「Oculus Rift」で視聴することもできた。同作は、CGや音響効果により、実際には存在しない空間を仮想現実として体感できるVirtual Reality(VR)技術を利用した映像作品。ティザー映像では、草薙素子の義体が組み上げられるシーンから、日本政府に爆破予告を届けたテロリストが操るロボットとの戦闘までが描かれており、視界を360度自由に動かせる仕様となっていた。同作は、16年前半に全世界での配信販売を予定している。

また、NISC、JNSA、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の各展示ブースでは、一般来場者へ向けて、ウイルス感染を利用したパソコン乗っ取りの実演や、サイバーセキュリティにまつわるクイズなどのステージイベントも開催。多くの来場者で賑わいを見せていた。