C・ロナが鬱憤晴らす驚異の4ゴール…ベイル復帰のレアルが7発大勝 | ニコニコニュース

今季3度目のハットトリックを達成するなど大暴れだったC・ロナウド [写真]=Getty Images
サッカーキング

 リーガ・エスパニョーラ第28節が5日に行われ、レアル・マドリードとセルタが対戦した。

 第26節のアトレティコ・マドリード戦を落とし、優勝が絶望的となった3位のレアル・マドリードは、前節のレバンテ戦を3-1で制した。今節はウェールズ代表MFギャレス・ベイルがメンバーに復帰し、ベンチ入りしている。一方、前節ビジャレアルと引き分けたセルタは、連勝が2でストップ。ヨーロッパリーグ出場権を争う中で、負けられない戦いが続く。

 試合は0-0で迎えた41分に動く。レアル・マドリードが右CKを獲得すると、イスコのクロスをペペが打点の高いヘッドで合わせ、先制に成功する。このままレアル・マドリードが1-0でリードしてハーフタイムを迎えると、後半は圧巻のゴールショーが展開される。

 後半立ち上がりの50分、エリア手前でボールを受けたクリスティアーノ・ロナウドが、ターンしてゴールを向くと、右足を豪快に振りぬく。強烈なシュートはGKの頭上を越えると急激に落ち、ゴールネットに突き刺さった。

 続く58分、レアル・マドリードがエリア手前左でFKを獲得すると、キッカーのC・ロナウドが右足で直接狙った。壁を越えたボールがゴール左上に決まり、レアル・マドリードが3点差をつけた。

 一方、なんとか反撃の糸口を掴みたいセルタ。62分に自陣深くからのロングボールが相手最終ラインの裏に出ると、フリーで抜けだしたイアゴ・アスパスがGKとの一対一をしっかりと沈め、セルタが1点を返した。

 しかし、流れはレアル・マドリードの流れは変わらない。64分、エリア内左でルーカス・バスケスからパスを受けたイスコが中央へ折り返し。これをC・ロナウドが押し込んでハットトリックを達成した。C・ロナウドのハットトリックは、1月31日のエスパニョール戦に続き今シーズン3度目となった。

 レアル・マドリードは66分にイスコを下げてベイルを投入。ベイルは1月17日以来の出場となった。続く70分にはボルハ・マジョラルを下げてヘセ・ロドリゲスを投入する。

 その後もC・ロナウドの勢いは止まらない。76分、左CKからのクロスをヘディングで合わせてこの試合4ゴール目を挙げてみせた。直後の78分、セルタのキックオフからプレッシャーをかけたヘセが前線でボールを奪う。ドリブルでエリア内左に進入し、カットインして右足シュート。これがゴール左に決まった。

 ゴールラッシュのラストを締めくくったのはベイル。81分、自陣からドリブルを開始すると、そのままエリア手前まで持ち込み左足シュートを放った。グラウンダーのボールがゴール右下に決まり、大量7点目が入った。このまま試合終了のホイッスルを迎え、レアル・マドリードが7-1でセルタを下した。

 次節、レアル・マドリードは敵地でラス・パルマスと、セルタはホームでレアル・ソシエダと対戦する。

【スコア】


レアル・マドリード 7-1 セルタ

【得点者】


1-0 41分 ペペ(レアル・マドリード)
2-0 50分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
3-0 58分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
3-1 62分 イアゴ・アスパス(セルタ)
4-1 64分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
5-1 76分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
6-1 78分 ヘセ・ロドリゲス(レアル・マドリード)
7-1 81分 ギャレス・ベイル(レアル・マドリード)