【上海時事】日本料理の神髄を中国人の和食料理人らに伝える催しが5日、上海市の日本総領事公邸で行われた。講師は飲食店格付け本「ミシュランガイド」で三つ星を獲得した京都の老舗料亭「菊乃井」主人の村田吉弘さんら。日本政府は和食の海外普及に力を入れており、その一環だ。

 村田さんは、約100人の上海の日本料理関係者を前に、和食の基本となるだしについて解説。中国では高価な良質の昆布やかつお節の代わりに、乾燥白菜と鶏の胸肉を用いても、おいしいだしが取れると説明し、ふるまった。 

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