大阪市教育委員会は8日、ことし夏に実施する市立学校の教員採用試験から、筆記試験の得点を重視する方法に見直すと発表した。面接と筆記を半々で評価していたこれまでの方法を転換する。大阪市は全国学力テストの平均正答率が全国平均を下回っており、市教委は「学力向上のため、教科指導力の高い人材確保が必要と判断した」としている。

 旧文部省は1996年に全国の教委に「人物評価を重視する方向に移行させる」と通知している。

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