予選最終節に臨むなでしこ…大儀見「出せるものを全て出さないと」 | ニコニコニュース

北朝鮮戦前日の練習後にコメントした大儀見 [写真]=Getty Images
サッカーキング

 9日に行われるリオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選最終節で、なでしこジャパンは北朝鮮と対戦する。

 4大会ぶりにオリンピック出場権を逃したなでしこジャパンは、北朝鮮戦の前日に大阪府内で最後のトレーニングを実施した。練習後、FW大儀見優季が記者団の取材に応じ、最終戦への抱負を語っている。

 大儀見は「このチームで戦える最後の試合なので、出せるものを全て出さないといけない。今大会でやろうとしてきたこと、やってきたことは最低限、出さないといけないし、さらに自分たちの未来への意思やメッセージをプレーに込めるような戦いにしないといけない」と、敗退決定後の大会最終戦が持つ意味を語った。

 日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長は7日、4大会ぶりの予選敗退を受け、佐々木則夫監督の退任を示唆している。大儀見は佐々木監督について「コーチ時代も含めて一緒にやってきた。いろいろな経験をさせてもらったし、監督として学ぶことも多かった。『(今大会で)最後になる』と言われているけど、明日も変わらず勝利のために、監督も含めて戦えればいいと思う」と、感謝の意を表していた。

 なでしこジャパンは4試合を終え、1勝1分け2敗の勝ち点4で4位。北朝鮮戦はキンチョウスタジアムにて、19時35分にキックオフされる予定となっている。