“殿”羽生結弦がお目見え 映画『殿、利息でござる!』予告編が解禁 | ニコニコニュース

映画『殿、利息でござる!』の予告編が公開 (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
オリコン

 俳優の阿部サダヲが主演する映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の本予告映像が9日、解禁された。俳優デビューが話題になったフィギュアスケートの羽生結弦選手も“殿さま”姿で登場している。

【動画】ちょんまげ姿の羽生結弦選手が登場 『殿、利息でござる!』予告編

 同作は、2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる作家・磯田道史氏の近著『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、『ゴールデンスランバー』『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』などの中村義洋監督が映画化。今から250年前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がった住人たちの姿を描く。

 完成した映像では、年貢の取り立てや労役で困窮する仙台藩吉岡宿を守るため、藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げるという、奇想天外な“宿場救済計画”の実現に向け、十三郎(阿部)ら庶民9人の奮闘する姿がテンポよく映し出され、身の程知らずな彼らが、殿を相手にどのように立ち向かうかに期待が高まる内容になっている。

 羽生選手が演じるのは、“殿”仙台藩藩主・伊達重村(だて・しげむら)。私財を投げ打ち、決死の節約を重ねる十三郎らは、強欲お奉行の嫌がらせを乗り越え、本懐を果たせるのか。