ついに日本人に頭を下げさせることに成功した!中国人の消費に日本が平身低頭 | ニコニコニュース

ついに日本人に頭を下げさせることに成功した!中国人の消費に日本が平身低頭
サーチナ

 日本を訪れる中国人旅行客による経済効果は極めて大きく、中国人旅行客の爆買いによる恩恵を受けた一部の商業施設やメーカーのなかには、業績が大きく伸びた企業も見られた。

 中国人旅行客の消費を取り込むため、日本の各商業施設では中国人向けの各種サービスを提供しているが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人旅行客の爆買いが日本経済に貢献していると伝えたうえで、「日本人は中国人に頭を下げ始めた」、「ついに中国人は日本人に頭を下げさせることに成功した」などと論じた。

 記事は、かつて世界第2位の経済大国だった日本は近年、経済成長が止まり、不振に陥ったと指摘し、商業施設などにとっては爆買いによって大きな金額を落としてくれる中国人観光客は喉から手が出るほど欲しい存在になっていると論じた。

 続けて、日本の各地方自治体では中国人旅行客の取り込みに躍起になっていると伝え、「日本が中国人旅行客を歓迎しない理由はない」といった声があがっていることを紹介。さらに、日本の跪いて頭を下げる姿勢について「ついに中国人は日本人に平身低頭させることに成功した」などと主張した。

 一方で、跪いて頭を下げる姿勢は、旅館など日本のサービス業においては特別なものではなく、中国人旅行客だけに行っているものではないと指摘。こうしたサービスは中国では見られないものであり、不慣れであるとして困惑してしまう中国人旅行客も少なくないと指摘し、「いずれにせよ、香港人の中国人に対するサービスに比べ、日本のサービスはより成熟している」と伝えたうえで、少なくとも日本人は表面上は中国人に手厚いサービスを提供してくれていると論じた。

 中国では歴史的な要因から日本人に「謝罪してもらいたい」と考える人は少なくないのかもしれないが、日本のサービス業や小売業の現場において、お辞儀をするのは平身低頭とは意味が異なる。それでも日本で丁寧にお辞儀されることや、手厚いサービスを受けることは日本人からそれだけ尊重されているように実感するのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)