日本代表候補メンバーは9日、千葉県内で行われていたトレーニング合宿を打ち上げた。
3日目にゲーム形式のトレーニングを行った日本代表。サンフレッチェ広島FW浅野拓磨は「前への意識というのは、僕のいいところだと思うので、ゲーム形式で出していこうと思っていた。意識としてはよかったのかなと思います」と、自身の持ち味を発揮できたと手応えを口にした。
一方で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からのアドバイスに関しては「1回はたいてまた出ていくところは強く言われました。前へのスプリントをもっと増やせと言われたので、そこは自分も日ごろから意識しているところでもあるし、チームに帰ってからも意識を高めてやっていけばいいと思います」と、課題を与えられたことを明かした。
また、記者からはイタリアの一部クラブから興味を持たれているとの報道があったことについて質問され、「僕も兄貴からメール来て知ったんですけど、分かんないですね。でもレベルの高いところに行きたいという気持ちはあるので、アピールできればなと思います」と答え、海外移籍への興味を示唆した。
リオデジャネイロ・オリンピックに出場するU－23日本代表世代でもある浅野。「A代表定着は自分の目標にしている部分でもある。リオ五輪もありますけど、そこで目標達成ではないので、A代表で定着してワールドカップに出たい。世界に行くという意味でもそこは自分の目標として常に持っておきたいと思います」と、A代表への強い思いを語り、その先で世界を目指すことが目標だと明言した。