誤った万引記録に基づく進路指導を受けた後に自殺した広島県府中町立府中緑ケ丘中3年の男子生徒(15)に対し、同校が12日に開かれる卒業式で卒業証書を出すことが分かった。友人代表が受け取り、遺族に贈る予定。坂元弘校長が9日、明らかにした。

 坂元校長によると、遺族に卒業証書の受け取りを依頼したところ、了承を得たという。「学校のミスで引き起こした事態を重く受け止め、お願いした」と話している。

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