高級寿司食べ放題が3500円!「ぎんざまぐろや」に行ってきた | ニコニコニュース

高級寿司食べ放題が3500円!「ぎんざまぐろや」に行ってきた
週刊アスキー

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 ナベコの食べてきたコーナー。今回は寿司です。

 し・か・も。

高級寿司
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食べ放題

今回は、高級な寿司をしこたま食べ放題してきます。

行列必至!! 築地のマジ旨い寿司屋の食べ放題

 築地にある「ぎんざまぐろや」は、土曜祝日限定で寿司の食べ放題を実施しており、毎回1時間待ち以上の行列ができるほど評判です。

 人気の秘密はなんといっても、単なる“寿司”の食べ放題ではなく“高級寿司”の食べ放題であるところ。

 食べ放題の価格は3500円。制限時間は90分。

 価格としては、食べ放題を専門にしている店舗などと比較するとそれほど安いわけではないと感じるかもしれませんが、ぎんざまぐろやは夜の平均予算は1万円以上。もともと、低価格や食べ放題を売りにしている寿司屋というわけではなく、築地で20年も愛されている質の良さで知られた寿司屋さんなわけです。

 もちろん寿司は回りません。回らない高級な寿司屋さんで食べ放題を実施しているなんて。

寿司は目の前に敷かれた笹の葉に置いてもらえます。本格的でドキドキ。

 リピーターも多く、外国人観光客からも人気だそうです。私も魅惑の高級寿司食べ放題を体験してきましたが、びっくりするくらいおいしく、コスパに感激して泣きそうになりました。 

いただきます!!

まずはマグロ。おいしいに決まっています!

 はじめに登場したのはマグロ。食べ放題のスタートは決まってマグロだそう。4貫を食べてからフリーの食べ放題がスタートします。

築地で店主が直接買い付けたというマグロ4種の握り。この日は本マグロでした。

醤油にさっとつけて。

普段カップ麺ばかり食べている編集部の20代男子ゆうこばは「おいしいっ!!」と涙を浮かべそうなほどでした。

 次にウニ、イクラ、ネギトロを握ってもらいました。ウニやイクラといった高級なネタも食べ放題の対象なんですね。太っ腹!

ウニはやわやわで、甘い中にも苦さがあって……。質のいいおいしいウニです! イクラはキレイな赤色。ひと粒ひと粒が細かくて、プチプチプチ。とてもおいしい。

 中でもネギトロのおいしさったらなかったです。マグロのおいしいところがフワッとシャリに乗せられている感じ。

ネギトロ、ヤバイおいしさ。

トロットロの大トロ! とろける~

 食べ放題で大トロなんかも頼めるものなのかしら? きいてみたところ、出ました、大トロ!!

テロッテロに脂がのっています。

お、おいしい……! 口の中に入れるとフワッととろけます。うああ、築地の寿司屋のおいしさってヤバイ、感動!!

 マグロは店主の確かな目利きで、その日の一番いいものを厳選しているということ。食べ放題に来てマグロを食べない手はないです。

 ……が、やはり食べ放題では人気が集中するため、11時に営業をスタートし、早い段階で売り切れてしまう可能性が高いということ。おいしいマグロを食べたいなら開店前から並んだほうがよいでしょう。

大将の杉原さんはちょっと強面だけど、話すと気さくに冗談を言ってくれました。寿司を握る佇まいがキリッとしていてとてもかっこいいです。

 大将の杉原さんが「うちのマグロはおいしいよ」と自慢気に語ってくれました。なお、杉原さんには「もっと美男美女が来ないと写真映えしないだろ」などアスキー取材陣にきびしいご指摘をいただきました。もちろん冗談で! 職人さんとのそんなやりとりも楽しめるお店です。

アワビ~! 白魚~!!

 え……。アワビも頼んでいいんですか?

肉厚のアワビ。アワビを食べたのは何年ぶりか……(涙)。

 食べ放題で頼めるものは、置いてあるネタだったら基本的になんでもオーケー。ただし前述したように、売り切れごめん。食べ放題実施の土曜日と祝日は仕入れがないため、あるネタは全部出すけどなくなったら終了ということ。

生シラスも新鮮でおいしい。プリプリ。

人気のサーモン。ネタが大きい。シャリもどっしり。

寿司が並んだこの光景、……歓喜しちゃいますね。

「アワビってこんなにおいしいんですね」と笑みを浮かべる(25歳)。ひとつ大人の味を知ったようです。

タコ動く!! なにこれ!?

 タコの注文したところ、「うちのタコは生きているよ」と大将に足の状態で見せてもらいました。

た、タコ!!

 タコ足、大きい! そしてびっくりしたことに、まだ生きているかのように、ぬめぬめと動いていました。

タコの足を手に持ってみせてくれた大将。ちょっとおちゃめな感じ。

 そして「特別に!」と、裏メニューのキュウバンの軍艦巻きを握ってくれました。

植物のよう……。なんだろう、これ。

 タコのキュウバンって、こんなに大きいのでしょうか!? なんだかお花のようでちょっと怖い。どんな味だろう。

いただきます。

もごもご。

 キュウバンはシャリに勝る肉厚でした。口の中でも、クニャクニャモゴモゴしていただきました。ああ、この淡白な感じが酒好きにはたまらないな。クセになりそう!!

こちらは通常のタコの握り。

 普通のタコの握りも柔らか食感でおいしかったです。ボイルのタコだったら食べる機会も多いですが、生のタコってなかなかないなぁ! さすが築地です。

仰ぎ見るマウンテンネギトロ

 気前のいい大将が「すごいのつくってやろう」といって握ってくれたのが、通常の倍くらいネギトロを乗せてくれた、山のようなネギトロの軍艦巻き。

お、大きい。

 シャリよりネギトロの量が多いくらい。

あ~ん!

 ネギトロってうまみがたっぷり乗って記者も大好きなネタ。あまりに大きくてどう食べようか戸惑いましたが、大きな口を開けていただきました。

お寿司屋さんのお汁といったら、やはりあら汁。

 この日のあら汁もとてもおいしかたったです。温まりました。

サヨリはプリプリ。

甘エビは柔らかくて弾力がありました。

颯爽とお寿司を握ってくれる大将。

お腹を減らした20代男子も満足。

14時は入店がスムーズ ※ただしネタが少ないかも

 繰り返しになりますが、食べ放題をやっているのは、土曜祝日限定。11時のオープンと同時のスタートですが、人気のため開店1時間前からすでに行列ができているそうです。お昼時は並ぶことを覚悟しなくてはいけません。

 もし、行列待ちが苦手であれば、ねらいめは14時すぎということ。お昼を過ぎると行列が緩和され比較的にスムーズに入店できるそう。ただし先にも書いたように、ネタは売り切れしだい終了してしまいます。

肉厚のホタテ。

脂が乗ったブリ。

大きな赤貝。弾力がある食感と、かすかな苦みがたまりません。

アナゴ。香ばしく焼き上げてくれていて、おいしいです。

アジはとてもイキのいい味がしました。

玉子焼き。お寿司屋さんに来たならば必ず食べたいですね。甘~いです。

 行列に並んで人気のネタをたらふく食べるか、昼過ぎのスムーズな入店を狙うかは、あなた次第!

本当においしかったので、また行きたい!

 3500円でカウンターの高級寿司を好きなだけ注文できる「ぎんざまぐろや」。ネタが新鮮であまりにおいしくて、「え、これ好きなだけ食べていいの?」と後ろめたさを感じるほどでした(笑)。絶対リピートすると胸に誓いました。

調理場のガラスケースには新鮮なネタが並んでいます。

 ネタが各種揃っています。なんたって築地なので鮮度が上等。

平日もランチ、ディナータイムともに営業しています。食べ放題ではないけれど、普通の日に足を運んできても、いいかも。

 寿司って不思議、いくら食べても「もう食べたくない」ってことにはならない。また食べたいなぁ。

「ぎんざまぐろや」築地店
・食べ放題価格:3500円(小学生以下半額)
※制限時間90分
・住所:東京都中央区築地6-8-10
・食べ放題対象日時:土・祝11時~18時

■関連サイト

「ぎんざまぐろや」ぐるなび

 KADOKAWAよりただいま発売中のムック本、「食べ放題Walker」には、こちらのぎんざまぐろやの情報のほか、焼肉&しゃぶしゃぶ、お寿司、ハンバーグ&ステーキ、中華など、お得な食べ放題、豪華なブッフェのお店が一挙に掲載されています。総額2万円のクーポンも入っていますよ。この春、景気よく食べ放題したいあなたへ。

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ナベコ

寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!

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