4月から引越しをする学生必見! 引っ越し代を安く済ませる方法 | ニコニコニュース

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入学や就職を機に増える「引っ越し」。初めてのひとはタイヘンでしょうが、「転勤」になると仕事をしながら準備しなければならないので、ウォーミング・アップと考えていただきたいものです。

引っ越しには、いくらぐらいかかるのでしょうか? 家具の少ないひとり暮らしなら「単身」などのサービスを利用すれば、東京~大阪間で5万円が目安。ただしカーゴやボックスと呼ばれる「容器」に収まる量が基準なので、オーバーすると2倍3倍もあり得ます。家具は現地調達がオススメ、どうしても持っていきたいものは「宅配便」がリーズナブルです。

■意外と高くつく「自力引っ越し」

親が転勤族のひとは何度も引っ越しを体験していることでしょう。住所変更の手続きや日程調整、荷物の梱包など、やることが山ほどありますが、子どものうちは親任せが当たり前。ところが、社会人になったら転勤がつきものですから、自分で手配しなければなりません。この春に進学/就職で引っ越しするひとは、手順を覚える絶好のチャンスと考えていただきたいものです。

ひとり暮らしの引っ越しは、いくらぐらい必要なのでしょうか? ここでは新調する家具や家電はヌキ、「移動」にかかる費用にしぼって紹介します。

まずは自力で! と思っているひとに、レンタカーを24時間借りたときの料金をあげると、

 ・軽・ワンボックス … 8,000円
 ・普通車・ワンボックス … 16,000円
 ・2トン・トラック … 20,000円

が目安。友人に手伝ってもらえば案外安く済みそうです。

ただしこれはクルマを借りる料金だけで、ガソリン代や高速料金も発生し、たとえば大阪から東京まで運んだ場合、高速道路だけで往復2万円超。ガソリン代と「お礼」のご飯をおごったら、5~6万円は用意しておくべきでしょう。

対して「単身」などの引っ越しプランでは、同じ大阪~東京間で5万円弱が目安。荷物の量は普通車・ワンボックス相当でしょうか、ベッドなどの大型家具は運べませんが、レンタカーで自力引っ越しとほぼ同額。時間と労力を考えれば、専門業者に頼んだほうが「安い」といえるでしょう。

■冷蔵庫も「宅配」可能!

もっと安く済ませる方法はないのでしょうか? 単身プランではカーゴやボックスと呼ばれる「容器」に収まるものが対象で、入らないものは対象外、また、量的に収まらない場合は「追加」となるので、荷物が多いひとには意外と高額になります。そこで、

 ・家具や家電は「現地調達」
 ・衣類や小物は「宅配便」

なら、同じ大阪~東京間でも段ボール1つが2,000円弱で送れますので、5箱送っても1万円で済みます。

どうしても運びたい家具/家電があるひとは、やはり宅配便がオススメで、全自動洗濯機 や小さめの2ドア冷蔵庫なら9,000円で運んでもらえます。ただし大きなものは、

 ・自転車・22インチクラス … 12,000円
 ・ソファやベッド … 25,000~30,000円

と送料も一気にアップしますので、引っ越してから「新調」したほうが得といえます。

とはいえ「愛着」もだいじですから、まずは運びたい荷物を選定、それから「方法」を考えるのが良さそうです。

■まとめ

 ・大阪~東京間をレンタカーで引っ越しするなら、5~6万円は用意しておきたい
 ・引っ越し屋さんの「単身」プランでも、ほぼ同額
 ・宅配便で送ってもらえる家具も多い

(関口 寿/ガリレオワークス)