『一週間フレンズ。』山崎賢人と川口春奈で実写映画化決定で原作者も大喜び! | ニコニコニュース

『一週間フレンズ。』(葉月抹茶/スクウェア・エニックス)
ダ・ヴィンチニュース

 切なくて温かい恋愛漫画『一週間フレンズ。』が、山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)と川口春奈という若手実力派コンビで実写映画化されることとなった。2014年のTVアニメ化&舞台化に続き、2017年2月についに映画が公開されるということで、原作のファンからは「素直にうれしい!」「実写化に向いてるし来ると思ってた!」との声が上がっている。
 『一週間フレンズ。』は一週間で記憶をなくしてしまう、クラスで孤立気味な高校二年生の少女・藤宮香織と、クラスメイトで香織を気にかける真っすぐな少年・長谷祐樹のピュアな青春物語。ほんわかとした絵柄や和やかな話、4コマ漫画と通常の漫画形式のミックスという手法で描く同作は、2012年1月から2015年1月まで『月刊ガンガンJOKER』で連載され、単行本を7冊刊行、累計130万部を超える大ヒットとなった。

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 作品の魅力についてファンは「記憶をなくしてしまう香織と、忘れ去られてしまう祐樹の、どこか緊張感漂う関係性が絶妙」「絵のゆるさや王道ラブコメと言える甘い展開が心地いい」「ヒロインの性質から話が重くなりそうなところをうまくマイルドにして気楽に読めるところが素敵」と語っている。

 今回の映画化にあたり、原作者・葉月抹茶は「映画に関しては素人なので、香織たちが実写映画になんて想像もつかなかったのですが、たくさんの人に支えられ、そして何よりもこの様なご機会をいただけたことを嬉しく思っています。どのような映画になるか私も楽しみにしております。原作を知ってくださっている方、そして未読の方にも観てよかったと思っていただけることを願っております」とコメントを出している。

 また自身のTwitterで「どうぞよろしくお願いいたします! 応援イラストをちょっとだけにぎやかに描いてみました(´ `*)」とイラストをアップ。イラストの中では山崎が演じることとなる祐樹が「山崎さんが演じてくれるなんて…!」、川口春奈が演じる香織が「川口さんよろしくお願いします」と喋り、キャストにエールを送っている。このツイートには「遂に新展開ですね! おめでとうございます!」「さすがかわいいです!」「久々の藤宮さんと長谷君の絵をありがとうございます」とファンも大喜びだ。

 今回主演を務める山崎はこれまでにもさまざまな実写映画化作品に出演。2015年だけでも『ヒロイン失格』『orange』『DEATH NOTE』と人気漫画のキャラクターを演じ、16年にも既に5月公開予定の映画『オオカミ少女と黒王子』、9月公開予定の映画『四月は君の嘘』で漫画の実写化作品に挑むこととなっている。そして17年に公開の『一週間フレンズ。』でまたもや実写化作品に出演が決定すると「最近の漫画からの実写は彼ばっかりやなあ? すごいなあ」「少女漫画の実写に多いなーって思ったら6個も出てた」「恐るべき山崎賢人くん」と驚きと称賛の声が上がった。

 今作で監督を務める村上正典は主演の2人について「みずみずしくも切ない恋を描くにあたり、川口さんと山崎さんのキラキラとした透明感は欠かせませんでした。それぞれの役にひたむきに向き合う姿は香織と祐樹そのもので、思いやりと優しさあふれる世界観に仕上がりました」とコメント。またプロデューサーの石塚慶生、寺西史も「孤独な香織と、いつも前向きな祐樹。この魅力的なキャラクターを誰が演じることができるのか? プロデューサー陣で真剣に悩み、考え抜きました。そして、川口さんと山崎さんのそれぞれが持つ『光と影』がこの作品に命を吹き込んでくれると決断し、オファーさせていただきました」と太鼓判を押した。

 原作の切なくも輝かしい雰囲気が2人の演技によってどこまで表現されるのか、公開までが待ち遠しい。

■映画「一週間フレンズ。」


公開日:2017年2月
原作:葉月抹茶
監督:村上正典
脚本:泉澤陽子
キャスト:川口春奈、山崎賢人 ほか
プロデューサー:石塚慶生、寺西史
配給:松竹
⇒映画「一週間フレンズ。」公式サイト
http://ichifure.jp/

■『一週間フレンズ。』7巻


著:葉月抹茶
発売日:2015年4月22日
出版社:スクウェア・エニックス