モー娘。ズッキ、最後のツアー初日に涙ぐむ 5・11ラストシングル | ニコニコニュース

『モーニング娘。'16コンサートツアー春 ~EMOTION IN MOTION~』初日公演
オリコン

 アイドルグループ・モーニング娘。'16が12日、東京・オリンパスホール八王子で全国ツアー『モーニング娘。'16コンサートツアー春 ~EMOTION IN MOTION~』をスタートさせた。アンコールでは、5月末にグループを卒業し、芸能界を引退する鈴木香音のラストシングルを5月11日に発売することを発表。トリプルA面のうちの1曲「Tokyoという片隅」をサプライズで初披露し、ファンを沸かせた。

【写真】モー娘。鈴木香音ラストツアー初日

 今回のツアーは、鞘師里保卒業後初にして、5月31日に東京・日本武道館で行われる最終公演をもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業、芸能界を引退する鈴木にとって最後のツアー。鈴木は「ついに初日を迎えました! このツアータイトルのとおり、皆さんの心をつかんで、動かせるような公演にしたいと思います」と笑顔であいさつした。

 アンコールでは、ステージ上のビジョンに「Tokyoという片隅」という初めて目にするタイトルと「作詞・作曲:つんく」の文字が映しだされ、そのまま新曲を初披露。リーダーの譜久村聖が、61枚目となるトリプルA面シングル(タイトル未定)を5月11日にリリースすることを発表し、会場は大歓声に包まれた。

 いよいよ卒業に向けて最後のツアーが幕を開け、会場を見渡した鈴木は「こんな幸せな光景って他にない。すごく幸せな光景で、本当にいい宝物が日々いただけてる。こんなステキな皆さんに出会えて、私の人生は幸せだなって思います」と話して思わず涙をこぼしそうになったが、即座にとびきりの笑顔を浮かべてごまかしていた。

 終演後には「卒業を発表してから1ヶ月と少し、ファンの方からいろいろな意見をいただき、卒業後の夢に向かう力がより一層わきましたし、このツアーのラストまでモーニング娘。として全力で走り抜く力もいただきました。私にとってはラストツアーですが、これからもモーニング娘。は続いていくので、少しでも力になれたらと思いながら活動したいと思います」と気持ちを新たにしていた。