今季から柏を率いていたメンデス監督(左)。3試合で退任となった [写真]=兼子愼一郎
サッカーキング

 柏レイソルは12日、ミルトン・メンデス監督の退任と、下平隆宏ヘッドコーチの新指揮官就任を発表した。

 現在50歳のメンデス氏は現役時代、ブラジルのバスコ・ダ・ガマでプロデビュー。1987年からポルトガルに渡り、2000年に現役引退するまで同国でプレーした。引退後はポルトガル、カタール、ブラジルなどで指揮を経験。2015年5月から9月まではブラジルのアトレティコ・パラナエンセで指揮官を務めていた。今季から柏を率いていたが、12日に行われた2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第3節のジュビロ磐田戦(2-2の引き分け)後、公式戦3試合のみで突如退任。成績は1分2敗だった。

 後任には、今季からヘッドコーチを務めていた44歳の下平氏が昇格した。同氏は、2005年から2008年まで柏でスカウトを努め、2009年から同U-18チームのコーチに就任。2010年〜2015年まで同U-18チームの監督を務めていた。